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こんにちは。kouです。
以前、家族での利用向けに記事を作成させて頂きましたが、個人で利用した場合の選び方も欲しいと言う声を聞きましたので、今回は目的別に、お得に利用できる格安SIMをご紹介します。
尚、この記事では、「音声SIM」のみを取り扱い、端末は1台の人を想定しています。
データSIMを含めて複数台所持しているような場合は、家族での利用と同じようにLinksmateが最有力候補となりますので、以前の記事をご確認下さい。
この記事を読むと、自分がどのMVNOを選ぶべきかわかると思いますので、参考にして頂けると幸いです。
※本記事内の金額は、全て税込みで記載します。
条件別の選び方
まずはざっくりと条件別の選び方をまとめます。上から順番に見ていって、当てはまった条件に書いてあるMVNOを選べるようになっていますので、選ぶ基準にしてみてください。
- WebやSNSがメインでゲームはせず、3日で10GBも利用しない人 → 「mineo」
- その他の人 → 「Linksmate」
素晴らしくシンプルですね!
というのも、他のサービスも検討したのですが、意外とコストパフォーマンスが悪く、どんどん脱落していったという経緯があります。
それでは順番に見ていきましょう。
データ通信部分の比較
それぞれの特徴を記載する始める前に、少し品質についてのレビューを書きます。
私は過去に、Docomo、mineo、Linksmate、楽天Unlimitedを実際に利用してきました。その結果、通信の安定性と品質は良い方から、Docomo > Linksmate > 楽天Unlimited = mineoだと感じています。
また参考までに、2021年7月21日に、JR中央総武線を西から東に移動しながら動画を見た際の状況ですが、楽天Unlimitedではたまに固まりますが、Linksmateはほぼ固まらずに再生できました。
尚、どちらもスマホに表示された通信速度は130kbps~400kbpsでしたので、1Mbpsや1.5Mbpsのプランであっても、簡単な動画程度であれば余裕で再生できると思います。
ライトユーザーに最適なmineo
最初に紹介するのは、ライトユーザーに最適だと思われるmineoです。ここでのライトユーザーとは、「WebやSNSがメイン」「3日で10GBも利用しない」といった方です。
mineoの最大の特徴は、「パケット放題 Plus」という、非常に強力なオプションの存在です。
これは契約しているデータ通信量をオーバーした場合でも、1.5Mbpsの通信速度でインターネットを使えるオプションです。更に「mineoスイッチ」というアプリを使えば、自分でこの通信制限状態にして、高速通信の容量を節約できますし、高速通信が必要な場合のみ通信制限状態を解除する事で、ストレスなくインターネットを利用できます。
こう書くと、便利に使い放題のように聞こえると思いますが、注意しなければいけないのは、3日間の利用量が10GBを超えた場合、通信速度が200kbpsに規制される点です。こうなるとストレスが凄いですし、更に恐ろしいことに速度規制中は「mineoスイッチ」を操作することもできなくなりますので、まだ高速通信が使える状況でも、遅い速度で通信するしかなくなります。
mineoの回線は、Docomo、au、Softbankから選択できます。ただ残念なことに、安定性は時間と場所で大きく変ります。私は以前、mineoのDocomo回線プランを選択していましたが、地下鉄&人の密集する場所では、電波を拾えずにかなりイライラしました。
その為、興味のある方も、まずはお試し200MBコースのSIM(データ通信のみなら330円!)を使って、各時間の低速化モードの使用感を確認する事を強くお勧めします。
もし通信品質さえ納得できるのであれば、コストパフォーマンスは最高ですので、通信回線の安定性と速度をそれほど重視しないライトユーザーの方にはとてもお勧めできます。
興味がありましたら、ぜひご検討ください。
それなりの品質を担保したいのであればLinksmate
次に紹介するのは、前回の記事でも書いたLinksMateです。前回の記事に記載している内容については割愛させて頂きます。
Linksmate利用で重視するべきポイントは「カウントフリーオプション」の利用でどれだけ通信量を削減できるかです。550円で対象となるゲーム、エンタメ、SNSの通信量が90%カットされる為、以外と想定よりも少ないプランで利用できます。例えばInstagramで写真を1日1時間見るとすると月間で25GB程度消費しますが、このオプションを利用すれば2.5GBとしてカウントされますので、22GB程度少ないプランで契約できることになります。
一方、Linksmateの公式ページでは、20GB以上のプランであれば、低速化したとしても1Mbpsで通信できると言われていますが、3日間で300MBというかなり厳しい制限があります。その為、自分で必要な容量を見極めて必要な量よりも少し多い程度のプランで契約して、徐々に減らすのが快適に利用するコツです。
回線はかなり安定していて、mineoから移行した際にはちょっと感激しました。ひょっとすると、大手キャリアの低価格帯ブランド程度の安定性はあるんじゃないかと思う程度に安定しています。
ところでこのLinksmate、なんと月1GBのデータSIMは385円で利用できます。
その為、ほとんどスマホ利用しないけど、ごくたまに通話のみで利用するという場合、デュアルSIMが利用できる数万円のスマホに、楽天Unlimited ⅥとLinksmateを入れれば、通話料無料で月1GBまで高速通信ができるスマホが月385円(+ユニバーサルサービス料等)で利用できます。もはやガラケーよりも安いですね。
通話料金を無料にする
次に通話についてですが、お持ちのスマホがデュアルSIMに対応している場合、選択したMVNOと「楽天Unlimited Ⅵ」を組み合わせると、通話料が無料の最適構成が実現できます。通話を楽天モバイルのSIMで行い、データ通信をMVNOのSIMを利用する形で、通話に関しては現状、これが最適です。
通話品質としては端末の通話アプリより、ややくぐもった声に聞こえるものの、言われないとわからない人もいる程度で、IP電話よりはクリアです。
楽天Unlimited ⅥはeSIMに対応していますので、デュアルSIMの片方がeSIMであっても、通常のカードタイプのSIMであっても、どちらでも問題なく実現できます。もちろん、楽天Unlimited Ⅵの契約にMNPで今の携帯番号を移行すれば、今までの電話番号をそのまま無料で使えます。
こうして、楽天Unlimited Ⅵを通話用にすれば、データ通信部分で契約するMVNOは音声SIMではなくデータSIMで十分ですので、更にスマホ代を節約できます。
参考までに、mineoとLinksmateで計算するとこんな感じです。
mineo 20GB + パケット放題 Plus + 楽天Unlimited Ⅵ + 楽天LINK = 1,925円
Linksmate 20GB + パケット放題 Plus + 楽天Unlimited Ⅵ + 楽天LINK = 2,618円
また、残念ながらデュアルSIMが利用できない方でも、Linksmateの「MatePhone」や、mineoの「mineo電話」、「楽天でんわ」を利用することで、11円/30秒(mineo電話は10円/30秒)の通話料で会話できますし、月に5回以上&42分以上の通話を行う方は、かけ放題オプション935円を追加する事で、通話料を抑えることができます。
まとめ
以上、個人で利用する際の最適なMVNOの選び方をまとめてみました。
個人的には、まずmineoのお試しコースで、mineoで問題ないかを確認してみて、問題なければそのまま利用続行。問題があればLinksmateを検討するという流れが、最も無駄がなくて良いです。
今後も、こうしたお得に固定費を減らす方法は継続的に発信していこうと思いますので、他にもこんなこと聞きたいという方がいらっしゃいましたら、お問い合わせやコメント欄からお願い致します。