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こんにちは。kouです。
楽天経済圏を支える重要な要素に、ご存じ楽天ポイントがあります。
この楽天ポイントは、使い方がとても多いのですが、使い方によっては実はあまりお得にならなかったりします。
楽天ポイントの使い方などで検索しても、あれにもこれにも使えますよと言う記事が多いですが、結局どの使い方が良いのかわからなかったりします。
そこで今回は、楽天ポイントのお得な使い方について説明しようと思います。
普段なんとなく楽天ポイントを使っている方は、ぜひ読んで頂けると少しお得な毎日になるかもしれません。
まずは結論
結論ですが、こちらの通りになります。
- 期間限定ポイントは、楽天Payで利用する。
- 通常ポイントは、カードの返済に利用する。
もちろん、細かく利用方法を調べて、自分に合った利用方法を検討できる方は、より自分のライフスタイルに合った利用方法ができると思います。
ただ、そうしたポイ活は正直面倒くさいという場合は、この利用方法を抑えておくだけでも十分だと思います。
順番に説明していきます。
楽天ポイントの種類
まずは楽天ポイントの種類についてですが、これには「期間限定ポイント」と「通常ポイント」があります。
期間限定ポイント
期間限定ポイントはその名の通り、一定の期間が経つと無効となる上、使い道もある程度限定されており、楽天証券での投資や、Edyへのチャージなど、資産性があるものへの交換はできません。
楽天市場のお買い物マラソンなど、お得なキャンペーンで付与される楽天ポイントのうち、大半はこの期間限定ポイントとなっている事も多いです。
通常ポイント
通常ポイントは期限は1年とされているものの、追加で通常ポイントを獲得すれば、そこから更に1年後まで期限が延長されるので、楽天経済圏に居る方であれば、実質無期限の状態だと思います。
楽天証券で投資に利用できたり、Edyへのチャージが行えるなど、自由度が高いですが、期間限定ポイントよりも入手頻度は低く、実際にお買い物をしたときに付与されるというのが主な獲得方法になります。
楽天ポイントのNGな使い方
次に、楽天ポイントで良くある使い方のうち、多くの人が利用している事が予想されるものの、お勧めできない使い方をご紹介します。
楽天市場で使う
驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、楽天市場で楽天ポイントを利用することはお勧めしません。
楽天市場では、期間限定ポイント、通常ポイント共に利用することができます。しかし、どちらの使い方をしても、損をしてしまう場合があります。
その状況とは、「楽天カードを利用して支払を行っている場合」です。
楽天市場では楽天カードで購入するとSPUがアップしますので、大半の人が、楽天カードを利用して購入していると思います。この際、ポイントを支払いに利用した部分の金額については、楽天カード利用によるSPUアップが適用されません。
これは、楽天カードの利用を対象とするSPUアップが、楽天カードのみを利用して支払われている場合に限られる為で、画像ではポイント利用額の3%程度の還元が受けられなくなります。
その為、楽天市場ではポイントを利用せず、楽天カードでのみ支払をした方が得だという事になります。
楽天証券のポイント投資で使う
楽天証券では、ポイントコースを選択後、毎月500円以上の投資信託を、ポイントを利用して購入すれば、SPUが+1されます。
その為、楽天経済圏にいる、多くの方が楽天ポイントを楽天証券で利用する設定を行っていると思います。
しかし、この場合についても設定によって、損をしてしまう可能性があります。
と言うのも、楽天証券で投資信託を購入し、楽天カードで支払いした場合、支払金額の1%のポイントが付与されますが、ポイントで購入した分についてはポイントは付与されないためです。
従って、同じように「ポイントを利用する設定を行い、残りは楽天カードで支払う」場合、500円分の投資信託を購入すると、付与されるポイント数は次の通りになります。
1ポイント利用設定で全額カードで支払い・・・5ポイント
1ポイント利用設定で、1ポイントのみ利用し、残りはカードで支払い・・・4ポイント
全額ポイント利用・・・0ポイント
つまり、この場合一番上の「1ポイント利用設定で全額カードで支払い」を行った場合が一番得。次は最低限のポイント利用である1ポイントのみを利用した場合が一番お得と言えます。
ここで、ポイントで購入しなければSPUアップができないので、一番上の条件の達成は現実味が無いと考えられる方もいらっしゃると思います。
しかし画像の通り、適切に設定が行われている場合、楽天証券側で購入を行う際に、利用する為の通常ポイントが残っておらず、カード(現金)で支払いを行った場合でも、SPUアップの対象となります。
とは言え、なかなか狙って通常ポイントを使い切るというのも面倒ですし、ロスが出たとしても1ポイントですので、1ポイント利用の設定を行っておき、気がついたときに通常ポイントを消費するというスタンスの方がストレスが無くて良いと思います。
楽天ポイントのお得な使い方
以上のような利用方法では、数百ポイント分の損が発生する可能性がとても高いと言えます。
そこで、「期間限定ポイント」、「通常ポイント」共に、最も効率が良い利用方法を検討しました。
重要視したポイントとしては、「無理無く活用できる方法である」ことと、「できるだけ得な方法である」ことの2つです。
期間限定ポイントは楽天Payで利用する
期間限定ポイントは利用できる用途がかなり限られており、通常ポイントのように支払に充てることはできず、とはいえ楽天市場などで利用すると損をしてしまう状況は前述の通りです。
そうなると、利用シーンはかなり限られてきますが、お勧めは楽天Payで利用することです。
と言うのも、楽天Payで「コード・QR払い」でポイントを利用して支払いを行う場合、1%の還元を受けることができるためです。
問題は、まだまだPaypayのように利用できる店舗が多くない為、ポイントの額が大きいと使い切れないという事でしょうか。
そうした場合は、楽天市場で商品券や金券を買ったり、楽天銀行の振込手数料に利用したり、募金に利用したりできますが、利用できるお店を見つけておいて楽天Payを利用する方がお得である事は間違いありません。
通常ポイントは「ポイントで支払い」で利用する
幅広い用途に利用可能な通常ポイントですが、前述の楽天市場や楽天証券の場合のように、利用したら損をする使い方もそれなりに多く、一つ一つの利用方法を考えて行くのはとても面倒です。
その為、お勧めなのは楽天カードの支払に利用する方法です。楽天カードのサイトから下の画像にある、「ポイントで支払い」を利用することで行えます。
原則としてカードの支払は現金のみとなりますし、返済行為ですので、元々ポイントが発生する対象の行動ではなく、楽天ポイントや楽天証券のようにポイントで支払っても、損をすることはありません。
また、カードを普段使いしている方であれば、利用額が通常ポイントを上回っている可能性の方が高いですので、あれに使うこれに使うと悩まなくても、この作業だけで損せず通常ポイントを使い切ることができます。
作業自体も、月に1回程度、楽天カードのサイト上から支払設定するだけですし、忘れても翌月の支払分から引けば良いので、気が楽です。
注意点としては、この設定はいつでもできるわけではなく、支払額が決定した月の10日過ぎ(13日辺りが多い印象)から、10日間程度しか行えませんので、カレンダー等に予定を入れるとよいと思います。
尚、楽天Payをガンガン使っていますという場合は、この通常ポイントについても楽天Payに回しても良いですが、ポイントで支払って浮いた金額分を楽天カードから楽天キャッシュにチャージしてから利用した方が、0.5%得することになります。
ストレスの無いお得なポイント生活を実現しよう
以上のように、ポイントは使い方次第でお得さがかなりかわります。折角用意して頂いていますので、有効活用することで、より楽天経済圏のメリットをできるだけ多く享受することができます。
楽天ポイント以外でも同じような傾向がありますので、ぜひ調べてみてください。
情報を知ることで、ストレスの無いお得なポイント生活を実現し、より良い生活を実現していきましょう。
他にも、こんなポイントのお得な使い方を教えて欲しい等のリクエストがありましたら、Twitterか問い合わせからお願いします。確約はできませんが、私が知る限りで記事にさせて頂ければと考えています。