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最適な銀行の選び方


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こんにちは、kouです。

皆様はどのように銀行を選んでいますでしょうか。

銀行ランキングとか、お勧めの銀行等と言ったサイトを参考にしようとしても、サイト毎にお勧めされている銀行が違う事もありますので、かなり迷われるのではないでしょうか。

そこで今回は、銀行の選び方について、私のお勧めも含めてまとめたいと思います。

どの銀行を選べば良いか悩んでいる方や、今使っている銀行で本当に良いのかわからない方は、ぜひ参考にして頂けると嬉しいです。

銀行選びのポイント

まず、この記事では、「お金を預ける。お給料を受け取る。など、日常での利用が目的。」の方を想定した場合とさせて頂いています。

事業を興すような場合や、ほぼ金額の動きが少ない、積立専用の口座を持ちたいなど、日常以外の目的の場合については、観点を変える必要がありますので、対象外となります。

その上で、日常での利用目的とした場合、銀行選びのポイントは、以下の通りです。

銀行選びのポイント
  1. 手数料が無料で利用できるか
  2. ATMの利便性が高いか
  3. インターネットでの利便性が高いか

順番は、私が重要視している順です。

この銀行選びのポイントを見て頂いた方の中には、「あれ?金利が入っていないの?」と思われる方もいらっしゃると思います。

そこでまず、金利に対する考え方を述べた上で、ポイント毎の考え方を説明していきます。

金利について

今の40代以上の方の中には、親から、銀行口座を持って、ちゃんと貯蓄するようにと教えられた方も多いのではないでしょうか。

確かにバブル崩壊前の1990年代以前であれば、金利5%超のような金利もありましたので、資産形成に役立つ手段として貯金が認識されていましたので、金利が重要な要素でした。

年配の方がいまだに「金利が大事」と信じており、銀行各社がこぞって「金利優遇」と言っているのは、こうした過去の金利による資産形成の側面での考え方が大きいと思います。

しかし、長期間にわたる金利の低迷により、現在は0.001%の金利がほぼ全ての銀行の基準が続いており、キャンペーンや各種プログラムで金利が優遇された場合でも0.1%程度だったり、定期預金でも0.2%~0.3%だったりと、超低利率の状況が続いています。

この超低金利の状況下では、金利に若干の工程があったとしても、誤差の範囲です。

0.001%の金利だとすると、100万円を1年間預けて、やっと10円の利息が付区程度ですし、0.1%だとしてもようやく1,000円程度です。

同じ条件だと、30年ほど前までは5万円以上、利息がもらえたのですが、完全に状況は異なっており、今後は資産形成の手段として銀行が入ってくることは無いと考えられます。

従って、今の超低金利の状況下では、もはや利率重視で銀行を決めること自体、ほぼ意味が無いと言えます。

ポイント毎の考え方

それでは各ポイントでどう考えていけば良いのか、見ていきましょう。

手数料が無料で利用できる

まず最優先に考えたいのは、手数料が無料でどれだけ利用できるかです。

昔とは違い、現在はほとんどの銀行で、入金、出金、振込等で手数料を取るようになっています。

この手数料ですが、入出金で100円~数百円。振込に至っては500円以上取られる場合もあります。

更に恐ろしいことに、メガバンクが維持管理手数料を取る事を検討しているという話もあります。既に未利用口座に対する手数料も発生していますので、今後もこうした手数料は拡大していくでしょう。

折角銀行にお金を預けても、利子もほとんど付かず、手数料を取られて実質目減りする結果となるケースも多々あります。

一方で、手数料が無料となる銀行もありますので、そのような銀行であれば、手数料を取られるという事も無くなります。

ここで注意が必要なのは、手数料の額はもちろんですが、条件と回数にしてもしっかりと確認することです。

というのも、「ATM利用手数料無料!」とか「入出金手数料無料!」というような表示をしている銀行も多いのですが、よく見ると無料となる回数がとても少なかったり、条件が厳しすぎたりして、実際には手数料を払うことになるケースが多々あるためです。

従って、手数料が無料で利用できるかを確認する場合は、次のポイントに注目しましょう。

手数料の確認ポイント
  • 手数料の金額 → 無料で使えるか
  • 無料で入出金できる回数 → 自分が月にATMを使う回数以上の無料回数があるか。
    ※キャッシュレス決済メインであれば、まとめて下ろす事で回数は減らせます。
  • 無料になる条件 → 簡単に達成できるか

ATMの利便性が高いか

次に考えるのはATMの利便性の高さです。

場所

キャッシュレス決済が進んだ最近では、現金が必要なケースは減っていますが、それでもランチは現金のみの飲食店はまだまだ多いですし、個人経営の小規模店舗など、まだまだ受け付けてくれない店舗もあります。

その為、自分の生活圏内にATMが存在する事は、まだまだ重要なポイントと言えます。

ここで気を付けたいのは、手数料無料とアピールしている銀行の中には、銀行ATMでのみ手数料が無料となり、コンビニなどの提携ATMだと手数料が有料となるケースがあるという事です。

そうした銀行の場合、近くに銀行のATMがあれば良いですが、無ければ手数料が有料となってしまいますので、やはり資産は目減りしていってしまいます。

更に、ATMがあったとしても、数が少ない場合は、長蛇の列ができて利用にかなり時間が掛かります。

給料日後にメガバンクのATMに長蛇の列ができている所を見かけた方もいらっしゃると思いますが、正直時間の無駄ですので、無料で利用できるATMが近くに多いほど、利便性が高くなります。

時間

更に重要なポイントとして、ATMを利用できる時間があります。

コンビニのATMであれば、24時間365日利用できるケースもあるのですが、銀行のATMの場合、特定の店舗で、しかも時間が限定された状態でしか操作できない場合もあります。

私が働いている会社のように、フルフレックスで、日中、自由に出歩ける様な仕事であれば良いと思いますが、多くの社会人にとっては、業務終わりに行こうとしたら既に窓口は閉まっているという事もあると思います。

また、銀行によっては、時間で手数料が変るケースもあり、多くの社会人が自由に使える休日や夜間は手数料も比較的高く設定されていますので、自分が利用可能な時間に無料で利用できるかどうかも重要なポイントです。

従って、ATMの利便性が高いかを確認する場合は、次のポイントに注目しましょう。もちろん、場所や数については実際にご自身で足を運んで確認することをお勧めします。

利便性の確認ポイント
  • 手数料無料のATMまでの距離 → 手数料無料のATMが自宅から徒歩圏内にあるか
  • ATMの数は十分か → ほぼ並ばずに利用できる程度の数が徒歩圏内にあるか
  • 手数料無料の時間に無理なく利用できるか → 夜間や休日にATMの利用ができるか

インターネットでの利便性が高いか

最後は、インターネットでの利便性が高いかです。

銀行の手続

ネットバンクは基本的に、オンラインのみで各種手続が完了しますが、まだメガバンクの多くは窓口に行ったり、郵送が必須だったりします。

しかも、銀行の窓口は平日しか開いておらず、更に15時に閉まるところが多いので、こうした銀行をメインバンクにしてしまうと、手続が必要になる度に、会社を休むしか無くなります。

その為、ほぼ全ての手続をオンラインで可能な銀行をお勧めします。

連携サービス

奨学金の返済や、保険料の納入などで、銀行口座からの引き落としを行う場合、銀行とサービスの組み合わせによって、オンラインで完結できる場合と、郵送が必要になる場合があります。

また、口座引き落としだけでは無く、スマホ決済や家計簿アプリ等によっては、銀行と連携が必要な場面があります。

こうした、他のサービスと連携を行って便利な生活を実現したいと考える方は、連携サービスが豊富な銀行を選択する必要があります。

オンラインバンキングの使いやすさ

今はどこの銀行も、オンラインバンキングを提供していますが、やはり、銀行によって使いやすさがかなり異なる印象です。

中にはログインするだけにあちこちの資料を見ないとログインできない銀行や、ログイン後の画面でも画面がごちゃごちゃしていて、何が何処にあるのか全くわからない銀行もあります。

たまにしか使わないとは言え、利用の度にストレスを感じる銀行はやはり好ましくありませんので、人による部分は大きいですが、オンラインバンキングなどの使いやすい銀行を選択した方が良いです。

従って、インターネットでの利便性が高いかについては、次のポイントに注目しましょう。

インターネットでの利便性の確認ポイント
  • オンラインで手続が可能か → ネットバンク系が強い。メガバンクは厳しめ。
  • 連携サービスが豊富か → メガバンクをはじめ、メジャーな銀行が強い
  • オンラインバンキングが使いやすいか → アプリの評価が意外と参考になります

まとめ

以上のように、銀行選びには様々な観点がありますが、これらを全て満たす銀行を探すのはかなり大変です。

そこで最後に私のお勧めの銀行を紹介して終わりたいと思います。

私がお勧めするのは、「住信SBIネット銀行」です。過去の記事でもチラッと書いていますが、設定次第ではこの記事のおすすめポイントを全て網羅できる最強の銀行となります。

設定などについては、別の記事で詳しくまとめようと思いますが、興味のある方はぜひ調べてみて下さい。

様々なポイントで評価を行い、冷静により自分に合った銀行を見つけて頂ければ幸いです。

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