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こんにちは、kouです。
何となく将来が不安で投資や貯蓄を始めた人や、FIREに憧れて投資を始めた人など、最近、将来の生活資金のために投資を始める方も増えていると思います。
ですが、投資を始めたのは良いものの、
- 今のペースで積立ていて大丈夫なんだろうか
- ○年でFIREするには後どれくらい追加投資すれば良いのか
- お金を使いたいけど、将来お金が足りなくなりそうで怖い
といった、不安がある方も多いと思います。
そこで今回は、積立額や必要な生活費等から、「何年後にFIRE可能なのか」、「○年後にFIREする為にはあといくら追加で積立が必要なのか」の目安をざっくりと計算する為のツールをExcelで作成しました。
皆様の投資の目安として利用して頂けると嬉しいです。
ご利用の前提
このツールでは、以下の利用上の注意をご確認頂いた上でご利用をお願いします。
- 利用は自己責任でお願いします。
- このツールは簡易的に目安を出すものです。
- リスク対応はできていません。
- 税金も対応できていません。
- 実際の利回りは変動しますので、グラフのようなきれいな推移にはなりません。
尚、本ツールに関しては、正確さを担保したものではありません。
その為、算定の結果については、あくまでも目安に止め、正確な値が知りたい方は、ご自身で計算される事をお勧めします。
そもそも投資自体が自己責任で行うものですので、行動の責任を自分自身で負えない方は、投資自体を行わない方が良いです。
ツールの使い方
ここからは、ツールを利用する手順について説明していきます。
①ツールをダウンロードします
下のボタンからツールをダウンロードします。
②ダウンロードしたファイルを開きます
Excelで開いて下さい。圧縮等は行っていませんので、そのままダブルクリックすれば開けます。
③必要事項を入力します
ファイル内のコメントを参考に、必要事項を入力します。尚、金額の単位については全て「円」です。
積立予定資産
初期で入っているデータを参考に、持っている資産と想定利回り、積立予定額を登録していきます。
行が限られていますので、同じ利回りの資産は合算してしまって問題ありません。
ここで入力した値は、想定年利の算定と、月間合計積立額の算出に利用されます。
現時点積立額
このシミュレータの開始時点で保有している積立額があれば、その額を入力します。無ければ0でOK。
この金額は、初年度開始時の額として設定されますが、既に保有している積立の想定利回りでは無く、積立予定資産の構成での想定利回りとして評価されます。
その為、ポートフォリオの組み替えなどを行わない場合、誤差も増加します。
月あたりの予定生活費
資産積立を完了し、取り崩しを開始した場合の、1ヶ月の生活費を入力します。
今は節約生活を送っているものの、将来、家庭を持ったり、FIRE後に旅行に行きたいと考えたりする場合は、そうした金額を加えた生活費を設定して下さい。
月額予定報酬
サイドFIREや年金等で一定の収入を得ながら、ゆるく生活する場合は、一定の収入に該当する金額を月額予定報酬に入力します。
年金等が無い状態で、完全にリタイアを目指す場合は0になります。
理想完了期間
理想とするFIREまでの期間を入力して下さい。
目標金額にもよりますが、あまりにも短く、非現実的である場合、必要追加積立額が正常に算定されませんので、ご注意下さい。
計算結果の見方
自動算出項目
自動的に算出される各項目の説明を行います。
想定年利
積立を行おうとしている資産全体の想定の年間利回りを、想定利回りと積立金額を利用した、加重平均で求めています。
本来、精度高く求めようとした場合、それぞれの資産のリスクや、相関を考慮に入れる必要があります。
そうなると処理が複雑な上、入力項目も多くなり、それなりにしっかりと目論見書を読んだり、調べたりする必要が出て来ますので、ザックリと知りたいというツールの目的にややそぐわないと考え、簡略化して算定しています。
月間合計積立額
想定している積立予定資産の合計額です。自分の収入から投資や預貯金に回す予定の合計額だとご認識下さい。
年間取り崩し額
月あたり予定生活費と月額予定報酬を元に算出した、年間どのくらいの金額を積み立てた資産から取り崩していくのかと言う金額になります。
サイドFIRE等で副収入がある場合は、取り崩し額は小さくなりますし、逆に生活費が高いほど、取り崩し額は大きくなります。
目標貯蓄額
年間取り崩し額を元に、4%ルールで取り崩しを行っていった場合に、資産をある程度長期間にわたって利用できる想定ので算出した貯蓄目標額となります。
貯蓄完了期間(年)
予定している積立額で毎月積立を行いつつ、想定年利で運用を行った場合、何年後に目標貯蓄額まで到達できるかを表示しています。
尚、端数の月が発生した場合は、年に切り上げて計算を行っています。
必要追加積立額
理想完了期間までに完了しようとする場合、毎月追加でいくら積立が必要なのかを算出しています。
ただし、誤差が5,000円程度の幅で生じますので、場合によっては若干少なくても良いケースがあります。
その為、この金額については、再度、積立予定資産の積立額や率の調整を行って頂くことにより、どこにいくら積み立てれば良いかを考えて行く為の目安程度にご利用下さい。
グラフ
本ツールの中にある、資産推移グラフの年利は以下の前提です。
- 銀行預金は、日本の標準的な銀行の利率である0.001%として計算されています。
- 米国債権10年は、2021/7/28の楽天証券マーケット情報から取得した1.28%を利用しています。
- 投資信託は、4%ルールで取り崩した場合に資産が維持できる確率が高い、5%を設定しています。
- S&P500は、7%設定としています。楽天証券トウシルの記事によると、S&P500指数の過去30年の年率平均は9.3%となりますが、投資信託等にあるS&P500連動型のファンドは若干下がる傾向にありますので、こちらの設定となります。
これら4つの指標に加え、自身で設定した資産の想定年利の値がグラフ上に表示されます。
尚、想定年利と各指標が重なった場合、想定年利が最も上に来るように表示させています。
縦軸は積立資産額で、単位は百万です。100で1億。
横軸の期間は何となく60年間で設定しました。でもよく考えたら、そんなに要らないと思いますので、どこかのアップデートで45年程度に短くする予定です。
諸注意
- 本ツールは、どなたでも無料でご自由に利用頂けます。
- 二次配布やダウンロードの直リンクは原則として禁止させて頂きます。
- 著作権は放棄しておりません。
- 本ツールを利用した結果のいかなる損害についても、当方は責任を負いません。
- 改善や希望のご要望などありましたら、問い合わせよりお願いします。