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会社で出張や立替えが多かった為、一昨年からビューゴールドカードプラスを利用していましたが、転職で出張が無くなった事や、コロナで在宅勤務が増えた事、定期券を含む立替え払いが無くなった事等から、年会費分のメリットを感じられない状況になりましたので、乗り換えるべく検討を行いました。
この記事では、私の検討した流れを共有させて頂きます。どのビューカードを選択したら良いのか迷っている方はご参考にして頂けると嬉しいです。
※この記事は、2021年7月の情報を元に作成しています。
結論としては、ビックカメラSuicaカードが現状最適
最初に結論ですが、「ビックカメラSuicaカード」が最も良い選択だと感じました。
もちろんこれは、利用シーンや人毎にかなり差が出ると思いますので、まずは私の前提を書きます。
- できるだけ面倒くさい運用は避けたい
- ルミネ、JREモールでの購入はほぼ行わない
- 駅ナカは極希に利用
- 自分の通勤定期はモバイルSuicaで購入する
この前提で、検討した順番に見ていきましょう。
ビューカードの必要性について検討
最初に検討したのは、ビューカードが必要かという点です。
不要であれば、発行手続も、管理の手間も、どのカードを使うべきかと頭を悩ませる必要も無いのですが、検討の結果としては、「必要」となりました。
まず、Suicaへのチャージについては、ビューカードからチャージすれば、1.5%の還元率でチャージすることが可能です。Suicaは後で利用することができる電子マネーですので、Suicaをそれなりに利用する人であれば、都度Suicaチャージを行い、Suicaで決済することで、還元率1.5%の高還元率カードとして運用することが可能です。
しかし、Suicaチャージでポイントがもらえるキャンペーン等の際に、ポイントが付与される限界まで購入するといった工夫を行えば、ビューカードでチャージした場合の1.5%を超えることもありますし、なによりこまめにチャージを行うのは正直面倒くさいです。
そう考えると、要らないかな・・・。とも考えました。VIEWプラスの還元率改定が来るまでは。
なんと、モバイルSuicaの定期券購入で還元率3%に!
実はモバイルSuicaで定期券を購入する場合、決済方法がクレジットカードのみである為、クレジットカード単体でどれだけ還元率を高められるかがかなり重要です。現状では2%還元のVisa LINE Payカードが最有力ではあるものの、3%還元されるカードは、調べた限りではありませんでした。
定期券は高額になる場合が多いですので、ビューカードのメリットは高いと言えます。
また、他の大きなメリットとして、モバイルSuicaへのオートチャージの存在があります。オートチャージが無いと、チャージを忘れて残高が少ない時に、改札で大きな音が鳴り、結構恥ずかしい思いをします。
もちろん、こまめにチャージできる人であれば不要ですが、うっかり忘れるリスクもありますし、そもそもそうした部分を気に掛けるストレスを考えると、オートチャージは重要な要素だと言えます。
これらの理由から、「日常的に電車を利用する」「モバイルSuicaで定期券を購入している」方であれば、ビューカードはあった方が良いと言えるでしょう。
不要なビューカードを検討対象から除外する
ビューカードが必要そうなので、次はどのビューカードにするか検討していきます。
まず、モバイルSuicaへのオートチャージですが、これはビューカードが直接発行したビューカードでないと行えません。提携カード等のSuicaが付いたクレジットカードの場合、そのクレジットカードについているSuicaへのオートチャージは可能ですが、モバイルSuicaへのオートチャージはできません。
その為、この12種類(JRE CARDのバリエーションを考えない場合は10種類)のカードが対象となります。
各カードの基本的な機能については、各カードの機能比較表にまとまっていますので、併せてご確認ください。
次に自分がビューカードを使う目的に合わせて絞り込んでいきます。
「ビュー・スイカ」カードは、ビューカードの中でも基本的な機能のみが存在するカードであり、このカードのメリットは、他のカードにも存在する上、年会費も初年度から発生し、無料化する方法が無い等、選ぶメリットがまるでないので対象から外しました。
また50代以上が対象の、大人の休日クラブカード2種はそもそも対象とならない為、対象から外します。飛行機も数年に一度乗る程度ですので、JALカードの2種も同じく除外。
検討のきっかけとなった、年会費分の元を取ることが難しいビューゴールドプラスカードと、支払額をMAXにしても、必ず利息が発生するリボカードも対象から外しました。
更に、ルミネカードについては、有効に利用できる店舗であるルミネ、ニューマンが、東京、神奈川、埼玉の山手線以西に集中している上、合計で17店舗しかありません。
ルミネ、ニューマンの店舗が生活圏内にあり、年間約3万円以上利用される方は、2年目以降の年会費1,048円(税込)を支払ったとしても、通常還元率5%、キャンペーン時還元率10%の恩恵がありますので、還元率1%のクレジットカードを利用した場合や、Suicaチャージで1.5%還元を受けた場合よりもお得になります。
しかし、私の生活圏にはありませんので、これも対象から外しました。
これで、ビックカメラSuicaカード、JRE CARDの2種類まで絞れました。
ビックカメラSuicaカードとJREカードの比較
ここまでに残ったカードを比較していきます。
まず、ビッグカメラSuicaカードですが、ビッグカメラ・コジマ・ソフマップで買い物をすることは殆どありませんので、ビックカメラでの購入での還元率10%のメリットはほぼありません。
また還元率1%というのも、ビックカメラポイントが0.5%分含まれますので、JREポイント換算だと0.8%となり嬉しくないです。
しかしこのカードには最大のメリットがあります。それはカードを年1回でも利用すれば、翌年の年会費が無料となる点です。他のビューカードは、2年目以降に無料にならなかったり、無料になる条件がかなり厳しかったりする中、1度でも利用すれば無料で運用できるのは、かなりお得です。
最後に、JRE CARDですが、駅ナカで買い物をする方にとってはベストの選択肢にもなり得ます。
というのも、駅ナカで購入した場合の還元率が3.5%となりますので、年会費524円(税込)の年会費を支払ったとしても、年間約2万7千円以上駅ナカで買い物を行うのであれば、還元率1%以上の還元を受けられます。
また、JR東日本スポーツの施設の月額利用料の支払を行うと、年会費が無料になりますので、既に利用されている方などは、ビックカメラSuicaカードよりもお得です。
と、比較が出たところで、私の環境を考えると、駅ナカで年間2万7千円くらい使う可能性はあります。デザイン的にもJREカードの方が好み。
しかし、いつ使うかは不定期ですし、場合によっては使わずに年会費を取られる可能性もある。更に、そんな不定期利用の為だけに1枚カードを持ち歩くのは、財布がごちゃごちゃしてあまり嬉しくない。できれば、モバイルSuicaへの設定が終わったら、家で保管したい。
こうして考えた結果、私は年会費と日常のストレス軽減を重視し、ビックカメラSuicaカードを選択することにしました。
以上が、今回の検討結果となります。
もちろん、皆様の利用状況によっても、ベストな選択は違うと思いますが、私と似たような利用状況の方は、是非ご参考にして頂けると幸いです。